水と緑の会、石けん部会が作る「エコロ館石けん」と活動のご紹介
石けん部会では学校給食用油の再利用とヤシ油を利用し「エコロ館石けん」を作っています。エコロ館(市役所裏門出口そば)で作られる「エコロ館石けん」は自然環境に配慮されているだけでなく、良質な石けんを作るため鹸化価を測定し苛性ソーダと再利用食用油、未使用のヤシ油の混合油で石けんを作っています。ヤシ油を加えることで「エコロ館石けん」は、汚れ落ち、泡立ちの良い石けんとなります。釜で3時間炊き上げ(釜炊き製法・けん化法ともいいます)で丁寧に作ります。この釜炊き製法は技術が必要ですが、適正なアルカリ度の品質の良い石けんができます。出来上がった「エコロ館石けん」にはグリセリンが含まれています。市販の石けんは、酸化や溶けやすさを防ぐためにグリセリンを取り除いてあります。グリセリンが含まれている「エコロ館石けん」は、紫外線に当てると酸化しやすい、溶けやすいという短所はありますが、そのグリセリン分が手荒れを防ぐため肌に優しい石けんとなっています。添加物なども一切加えていません。(黒砂糖や蜂蜜入りは除く)
使い方や保存方法(直射日光に当てないなど)もミニ講座などで知ることができます。わからないことなどは部会にお問い合わせください。石けん部会では研修を行い良質で環境に優しい「エコロ館石けん」作りを目指しています。食用油の再利用だけでなく上質な「エコロ館石けん」を知っていただくための資料配布も行っています。ぜひ、ご利用ください。
エコロ館の場所
宗像市東郷1-7-28
0940-37-3770