山田にある「ほたるの里公園」に宗像市の花「かのこ百合」の花壇があります。毎年「かのこ百合鑑賞会」も開かれおり、行かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ところが今年の夏、この「かのこ百合」の球根が猪に食べれられという被害に遭ってしまいました。「宗像カノコ百合研究会」の皆さんが5年かけて1200個の球根を植えたのですが、8割以上が食べられてしまいました。
そこで、「カノコ百合研究会」と環境課の方々が再び「ホタルの里公園」にかのこ百合を植栽することとなり、花と緑部会もこの作業に参加することにしました。
11月11日(月)研究会会長の吉田先生宅や各自、庭や鉢で育てていた「かのこ百合」の球根を持ち寄り植え付け作業を行いました。午前9:00から約2時間半、12の区画に360個のかのこ百合の植え付けが出来ました。かのこ百合は種から立派な花が咲くまでに5年ほどかかります。まだまだ小さい球根もありましたが、今後順調に育ち綺麗な花を咲かせてくれることを期待しています。
また、花壇の周りには猪が入れないように鉄の柵も設置しました。
これで、何とか今年も「かのこ百合鑑賞会」が出来そうです。
毎年市政便りでお知らせがありますので、良かったら宗像市の学術的にも貴重な花を見に「ほたるの里公園」へおいで下さい。