石けんは動物性、植物性の油脂を強いアルカリ性のもので反応させ油脂の脂肪酸をナトリウムと結合させて脂肪酸ナトリウム(カセイソーダの場合)に変化させたものです。脂肪酸、つまり油脂を含まない物を反応させたとしてもそれは洗剤(汚れを落とす物)で、石けんとはなりません。又、家庭で石けんを作ることもできますが、カセイソーダは水と混ぜる時に熱を発生しますし、強いアルカリ性の為、薄いプラスチック容器は穴が空きます。カセイソーダは目や肌につくとタンパク質も溶かし非常に危険です。エコロ館石けんを作る時、釜だきする人はメガネと手袋を着用し、飛びちってあたった場合すぐに水で洗い流し、クエン酸で中和させるようにしています。痛くないから大丈夫と思っても、火傷のようにじわじわ皮膚を侵し火傷のようになったり、ヒリヒリすることになります。

家庭で石けん作りしてみようと思われる方は十分に注意してください。