リサイクル油を利用して作る石けんのうち、液体せっけんは苛性カリを使い、5時間程度釜で焚いて作るため、非営利団体で作っているところは少ないと思います。固形と液体の違いは苛性ソーダを使うか苛性カリを使うかの違いですが、私が習ったのは固形石鹸のほうが汚れ落ちが良いといわれました。液体はどうしても薄まることと流れ落ちるせいもあるかと思います。それでも液体エコロ館石けんの根強いファンもあるようで市役所で有料(材料費協賛費)の液体せっけんは結構利用されています。
イベントで皆さんに配布する石けんは固形ですが、メイトム、区役所、大島渡船場(2か所)では液体せっけんが利用されています。上記の場所で液体せっけんを見かけられたらエコロ館で釜で焚いて作られた石けんだと思い出していただけると嬉しいです。現在はコロナの関係でミニ講座を行っていませんが、適切な感染予防ができるようになればまたミニ講座をエコロ館で開催したいと思っています。ご質問ご意見がありましたら、石けん部会のページに問い合わせフォームを用意していますので、ご遠慮なくご利用ください。