石けんを作る場合使う油に対して必要な「苛性カリ」の分量を「けん化価(ケンカ率)」で表します。
エコロ館石けんの場合 菜種油:188 ヤシ油:260というけん化価ですので
菜種油16k×188×(40/56)≒2.148 ヤシ油4k×260×(40/56)≒0.745
2.148+0.745≒2.89 エコロ館で使用してる苛性ソーダーは48%のため
必要な苛性ソーダは2.89÷0.48=6.02 6.02×1.03=6.20(計算値ではphが低くなりがちのため3パーセントプラスするため)で≒6.2kの苛性ソーダを使用しています。
エコロ館石けんの指針は〇ケン化価による計算で適切な苛性ソーダの量を使用する
〇出来上がった石けんに含まれるグリセリンは除去しない、保水効果、排水対策のため
〇石けんつくりを丁寧に行い品質の良い石けんをつくることをこころがけ、洗濯以外にも利用できる上質な石けんつくりを心掛ける
より良い石けんつくりのための研修をし、石けんの良さをみなさんに知って、利用していただきたいと思っています。